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例 現在6月1日で、夏休み8月末までに完成させたい問題集の場合、問題集に掲載されている問題数が500問あるとすると、期日までは丸3か月なので、つまり90日で500問を1周すればいいので、1日6問で十分な計画になります。1問あたり15分としたら、1日1時間半、その問題集にかけたらよいということがわかります。ただし1周目は時間がかかるため、余裕をもって計画しましょう。計画を優先しすぎるあまり、1問あたりの目安時間を意識しすぎて、わからないまま丸暗記しようとするのは絶対にやめましょう。初見なのである程度はしょうがありません。2周目以降に覚えておくために頭に定着させようとすることが重要です。

 

はりきりすぎずに、悲観的に物事を考えるくらいバッファを設けた計画がよいでしょう。受験勉強では予想外のことがばかり起きます。というより、自分がどれくらい暗記しておけるのかなどを発見していくのが受験勉強でもあるので、正確に予想することは無理です。・年間スケジュールは何度も変わる物(図を挿入。実際の受験生の年間スケジュール)まずは問題集を終わらせたい期間の1/3で1周する計画を立て、それに必要な勉強時間を確保することから始めましょう。上記の計算式や経験則をもとに、1日あたりにやるべき問題数にまで落とし込んだ課題作成をしています。

次に復習するまで覚えていられるようにするには、ポイントに絞って頭に入れようとすることがポイントです。数学であれば、どのパターンの問題のときにどのような一歩目を踏み出すか、どのような展望で展開しておくか、といったところに絞って頭に入れていくことがポイントです。いかに新しい知識を身につけるかが重要であるかも知っているので、わからない問題があったらすぐに解説を読み、理解することに時間をかけます。解答をただ写している時間は無駄であり、想起学習に時間を使って学習するのを当たり前だと思っています。同じ問題を短期的に繰り返さないためにも、問題番号の横に◯×マークをつけておき、◯マークがついている問題はできるだけ放置した学習をしています。

 

​網羅テキストをコンプリートしてから、10年以上の過去問を解いていきます。

問題集フェーズ

なお、問題集フェーズは「入試レベル問題集フェーズ」と「網羅系問題集フェーズ」に分けることができます。網羅系問題集フェーズ。まずは、網羅系問題集フェーズで典型問題を網羅的に解き、知識の土台を固めます。すべての問題は典型問題に帰着・還元することができます。帰着先の典型問題ができるようにならなければ、その複合問題が解けるはずがありません。逆に、典型問題に帰着できない問題は捨て問です。 網羅系問題集フェーズでは、網羅系問題集が自力で解ける(=瞬殺する)ようになることが目標となります。とてもシンプルです。

 入試レベル問題集フェーズ。次が入試レベル問題集フェーズです。典型問題を網羅的に身につけたら、その後はいくらでも難しい問題集を積み上げ、難問を解くのに必要な知識を身につけていくことができます。典型問題と過去問には乖離があるので、問題集を積み上げることによって埋めていくのです。なお、入試レベル問題集フェーズでは、最終的に過去問の解説が理解できる状態になることが目標です。そのために新しい問題集を積み上げ、必要十分な知識を身につけていくのです。

過去問演習フェーズ

過去問演習を、実力試しとして位置づけている人がいますが、間違えています。最初から自力で解ける必要はありません。入試本番前に、やるべき年数の過去問の解説が自力で理解できる知識を有していたら良いのです。過去問が解ける知識量が身についていることが重要。「時間配分」「問題を解く順番」といった知識も、過去問演習を通して身につけるようにしてください。

入試本番

それぞれの位置づけや目的、注意点を知っていると学習効率が格段に上がります。本記事を読み、現在位置を踏まえて問題演習しましょう。

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